雑談師団

eighter兼ミーハー仮面ライダー好き女が書く雑談ブログです。

更にクローズアップについて(ビルド/桐生戦兎)

もう完全にやられました。やります!深堀企画記事!ビルド熱が収まらない!

俺のマグマが迸る!ってな感じのテンションになってしまいましたので書いていきます。

 

こちらの記事をご覧になる際には下記の内容に注意してください。

 ・多くのネタバレを含みます

 ・感想や考察を含みます

 ・様々な媒体を用いて調べていますが不十分な場合がございます

 

こちらの内容でもよろしければ是非ご覧ください。

 

 

今回はキャラクターに分けて深堀を行っていきます

・桐生戦兎

・万丈龍我

・猿渡一海

・氷室幻徳

 

このメインライダー4人に分けて行います。

このキャラクターにまつわる内容を書いていく感じです。

ちなみに私の最推しが万丈龍我なので多分龍我が一番長い

今回は主人公桐生戦兎についてクローズアップしていきます。

それでは実験を始めようか。

 

桐生戦兎/仮面ライダービルド

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・基本データ

天才物理学者で記憶喪失の男。

人体実験をしたコウモリ男の正体を探るべく仮面ライダービルドに変身し、スマッシュを倒し人助けもしている。

後半からの設定としては、葛城巧がブラッドスタークにより外見を佐藤太郎に改ざんされたのが桐生戦兎ということになる。佐藤太郎は葛城巧として死体になった。

桐生戦兎の性格としてはラブ&ピースを掲げ人助けや平和のためにビルドでいることを望む正義心にあふれる性格をしています。実験や未知の事象と出会うと髪の毛が一部逆立ち興奮状態になり、そのまま没頭する。

 

一人称:俺

呼び方:万丈/美空/マスター/一海/幻さん(代表戦前は幻徳かナイトローグ)/紗羽さん/内海さん/エボルト

 

・戦兎クロニクル

東都にて葛城忍と葛城京香の間に生まれる。

 

幼少期から父の背中を見て育ったため物理学に興味を持ち、成績も極めて優秀だった。

 

高校生時、忍が火星帰還セレモニーに出席。スピーチをしている最中、石動惣一によってパンドラボックスを解放。成分が不十分だったためスカイウォールが出現。

その際、忍から万丈がキーマンであることを告げられる。

 

忍、スカイウォールの惨劇の責任を問われ追い詰められ自殺。

(見せかけ)

 

東都先端物質研究所に入所。

 

ネビュラガスの存在を発見する。

 

最上のもとでネビュラガスとバグスターウイルスの研究を行う。

エニグマを用いた野望に気づき、阻止しようと尽力する。

 

ファウストを設立。氷室幻徳が協力者として参加することになる。

 

ビルドドライバー並びにトランスチームガンの開発に成功。

 

クラッシュドライバーの設計を行い、クラッシュゼリーの開発にも成功したが危険性を鑑みて本研究を凍結・封印する。

 

ネビュラガスを人体に入れる実験を行おうとしたところを東都政府に発見され、研究所を辞職。

 

研究データと偽の隠し場所の鍵を東都に住む母に託し、母の実家である北都へ移住する様に言う。

 

ブラッドスタークにファウストを辞めることを話す。強行手段に出る為ビルドドライバーで変身を試みるも失敗。ブラッドスタークに気絶させられる。

 

新薬のバイトとして来た佐藤太郎が葛城邸を訪れてブラッドスタークに殺される。

 

ブラッドスタークによってお互いの顔を変えられる。

 

ブラッドスタークによって回収され、佐藤太郎がいる葛城邸に万丈を向かわせる。同時に東都警察に連絡万丈に罪を擦りつける。

 

石動、葛城の記憶を消す。

 

記憶を失った葛城が石動と出会う。

 

名前を覚えていないため、便宜上の名前「桐生戦兎」と名付けられる。

 

石動からビルドドライバーと美空が浄化フルボトルを譲り受ける。

 

スマッシュが東都に出現。仮面ライダービルドとして初めて変身し、これを迎撃する。成分を回収し美空が浄化する。

 

ドリルクラッシャーを開発・製造する。

 

浄化の実態を見た戦兎は軽減装置を開発。基盤は存在していた。

 

万丈龍我が東都中央刑務所から脱獄。

スマッシュ反応ありと出た為、急行する。

 

万丈と遭遇。万丈が人体実験されたと話す。

 

事情を鑑み、脱獄犯である万丈を保護する。仮面ライダービルドが逃走幇助犯として指名手配される。

 

美空にボトルを浄化してもらいながらスマッシュをことごとく撃破。

 

ホークガトリンガー→四コマ忍法刀→クローズドラゴン→カイゾクハッシャー等を開発・製造する。

 

鍋島の電話で石動がファウストの一員であると発覚。万丈殺人容疑の黒幕も石動であることが判明。

 

パンドラボックスの残留物資からスパークリングボトルを開発・製造する。

 

北都軍が東都に宣戦布告。侵攻を始める。

 

ブラッドスタークから北都攻略の鍵としてハザードトリガーを受け取る。

 

ハザードフォームに変身。戦闘中に暴走。三羽烏の一人、青羽を殺害。

 

氷室泰山から北都代表戦への出場を依頼されるがこれを拒否。

 

万丈が代表戦に出れば危険だと判断し、ブラッドスタークからボトルを預かり特訓を行う。

 

北都代表戦にハザードフォームで勝利。そのまま暴走し、グリスにトドメをさす手前でクローズチャージが救出。ハザードフォームの変身が解除される。

 

西都が宣戦布告。侵攻を始める。

 

西都との代表戦が提案される。3人の総当たり戦方式を提案される。一海と共闘する形でこの提案を受ける。

 

2-1で東都が勝利するも難波重工が事実を隠蔽。西都が勝利と公表される。

 

東都、抗議するもこれを受け入れられず。難波重工、東都に侵攻を開始。

 

石動の手によってスカイウォールが変形。パンドラタワーが形成される。

 

美空の中にいるベルナージュの魂と会話する。エボルトの存在を認知する。

 

ベルナージュの発言から万丈龍我の出生について調査を開始する。

 

万丈のボトルに対応したアイテム、クローズマグマナックルの開発に成功。

 

西都からパントラボックスを奪還するために泰山に依頼してビルドに国家反逆罪の罪がかかる。

 

泰山の命令で追いかけてきた万丈、一海とともにパンドラタワーに潜入。無事、パンドラボックスの奪還に成功する。

 

万丈が火星の生命体の遺伝子を持った生命体であることが紗羽の調査で発覚。

 

石動、エボルドライバーを手に入れるために泰山を誘拐。

 

エボルドライバーを浄化軽減装置の中から発見。エボルドライバーを完成させる。

 

 泰山死亡。エボルドライバーは石動の手に渡り、仮面ライダーエボルフェーズ1が表れる。

 

戦兎、エボルトの毒に侵される。万丈、解毒との交換条件に東都のフルボトルを持っていく。

 

激闘の末、万丈がエボルトに乗っ取られる。戦兎の毒は抜かれる。

 

万丈を救うべくエボルトに挑むも戦兎がエボルトに乗っ取られる。

 

クローズマグマの力で何とか戦兎を助け出すも戦兎の記憶のない葛城巧に戻る。

 

 

・桐生戦兎の人柄

クールなヒーローだけどクール過ぎず人としての温かみもあるこの人格は初回の方から確立されていたわけですが、ハザードトリガーの影響で自我を失い、青羽を殺してしまった時の戦兎の乱れ具合は、今までの自分の理想や主義などのはざまで打ちのめされてしまいます。それはさながらテラーにやられた翔太郎だなとか思いながら見ていました。見た目というか状態の話です。

17話以降の北都侵略に際して仮面ライダーの軍事転用を氷室が行おうとしますがそれに対し反対します。仮面ライダーが平和の象徴的存在だからです。しかし戦争という理想だけでどうにかならないことを美空に気づかされ、現実と向き合いながら町や仲間を助けるため戦いに身を投じることになります。その中でやはり自分が発端となってしまったという罪悪感が戦兎の身を襲います。龍我の影響でその罪悪感と戦いながらも地球の防衛に奮闘します。

比較対象として翔太郎を用いますが翔太郎は直感・直情型ゆえにハーフボイルドなのですが、戦兎はその点、合理主義系平和主義者なので変に選択を誤ることが少ないです。諸条件揃うと動揺が止まらなくなり選択を誤るケースもありますが。その点で考えればフィリップに近いかなという感じですね。しかしフィリップよりも血の通った感じがあります。

 

葛城巧のキャラクターとしては、非常にクールではあるもののベースの部分は同じ人間なので戦兎とニアリーイコールといった感じです。没頭癖があるところや冷静な判断が下せる点においては共通項といえます。性格は初期のフィリップみたいな感じがします。巧も元々は正義感のある科学者でしたが幻徳の裏切りや父親の真相を知り、少し人間不信になっていたこともありましたが、戦兎との対話の中で少しづつ信頼することを思い出します。新世界では、葛城巧として政府機関に所属しながらも父との仲は険悪な状態でした。

 

佐藤太郎はあくまで外面だけの借用(後に殺害される)なので「夜は焼肉っしょ!」の名台詞のみですが、少ない出番のわりに印象的なキャラクターです。面倒見がよく立弥にご飯を食べさせていたという証言もありました。更に部屋が汚いという描写があり、そこで「俺はきれい好きだ」という戦兎の話で結構匂わせていましたが、巧とはベースの部分が真反対みたいな感じで設定されているのかなと思いました。

 

 

仮面ライダービルド

戦兎の変身するビルドの中でも個人的にはラビラビフォームが好きでして、あの耳の感じとか赤いひらひらとかもかわいいフォームになってますよね。基本フォームのラビタンもデザイン好きです。変身システムは一人でダブルできてるなと思うほど戦闘に応じて様々に変化していけるという最大の特性があります。そこにベストマッチ、愛と破壊の状態が完全適合すると他のマッチングより戦闘力が上がるという特性もあるので変幻自在なライダーという平成2期らしい初期状態だなというライダーだと思います。

最終フォームであるジーニアスフォームはこれまた平成ライダーらしいボトルコレクターになりましたし。中間パワーアップフォームであるスパークリングやハザードトリガーを用いたハザードフォーム、ハザードのデメリットを抑えたラビラビ、タンタンフォームなど中間フォームが多いのも結構特徴的だなと思いました。バンダイサイドの思惑がみえるほどアイテム数多いライダーでしたね。

ハザードフォームの戦闘スタイルは個人的にすごく好きで無駄がなく、ただひたすらに目の前に見えるものを破壊していく戦闘スタイルがヒーローらしくなくて暴走してるのにスタイリッシュだなと思いました。更に漆黒のボディーに赤と青の複眼が光るのがまたかっこいい。一番最初の登場の時のオーバーフローになった時も好きですし、代表戦の時の夜闇に光るメタリックボディーと複眼が本当にかっこいいですよね。

 

 

 

・龍我との絆

最初こそ龍我の指南役という感じの方が強かったですが、中盤に入るにつれて龍我が戦兎を諭したり、励ましたりします。龍我がスクラッシュドライバーで変身する際「俺がヒーローだ」と言い残し副作用を無視してでも変身を強行します。それは美空の為であり戦兎為でもありました。お互いに中盤はオーバーフローが起こるのでお互いが殴ってでも暴走を止めるという拳での友情が結構あります。戦兎が葛城巧であったと発覚した時もお互いに変身して殴りあってましたし。物語終盤の方では戦兎がエボルトの毒により再起不能なってしまします。条件をのまないエボルトに戦闘を吹っ掛け、その交戦中に龍我は「俺の相棒は桐生戦兎、ただ一人だ。」と言い放ちます。この時点で1話のサブタイトルが完全に完成したのかなと見てて思いました。戦兎の愛と龍我の破壊のベストマッチだったのかと思うと鳥肌ものだなと。とにかく喧嘩して理解しあって絆を紡いで来たんだなと思いました。この記事を書く上で一番書くべきなのはやはり最終話の話ですね。そんなベストマッチな奴らが新世界でまた再び出会ってビルドの物語を回顧録にしようとボイスレコーダーを取り出したときは、戦兎、一人じゃなくてよかった。やっぱりベストマッチなんだと私は感動したものです。更になんであらすじ紹介があんなにコメディ色強いのかも合点がいったものです。

劇場版では、クローズビルドに変身していますがその時は万丈と合体?融合?して共闘してましたからかなりグッときました。共闘後の戦兎と万丈のハイタッチ?的なところはやはり相棒なんだなというのが見えてさらに感動しました。

 

・総合評価

戦兎の主人公としてのスペックや成長速度、さらには隠された過去まで完璧なほどのバランスでした。動機もヒーローとして模範的だし熱血漢過ぎずクールで少し抱え込む癖があるところなどもすごくよかったです。

仮面ライダーのスペックとしても平成2期らしいスタイルでかつ企業向けなレパートリーであったなという感じでした。

ギャグパートもシリアスパートも乗っ取られパートもしっかり演じた犬飼君の演技のおかげですごく感情移入して2週みましたとさ。

 

こんなかんじになりました。

本当に長い。

しかし思いの丈をぶち込みましたので満足です。

 

今日のところはこの辺で。

ちゃお。