雑談師団

eighter兼ミーハー仮面ライダー好き女が書く雑談ブログです。

好きな仮面ライダーについて(エグゼイド)

 今回もあほみたいな速度で見てきました。仮面ライダーは速攻で見ないと気が済まない病に罹患してしまった私です。

 

お医者様はいらっしゃいますかーーーーーーーーー!

 

 

ということで、今回は仮面ライダーエグゼイドです。

 

平成2期に分類され、平成ライダー18作目の作品です。

 少しネタバレ注意です。

 

ということでノーコンティニューでクリアしてやるぜ。

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あらすじ

聖都大学付属病院で研修医として勤める宝生永夢は小児科で研修中であった。その際に担当した患者が謎の症状を発症。瞬く間に謎の怪物とかした患者を倒すためにはゲームの力でオペを行う仮面ライダーに変身する必要があった。永夢は狩野明日那からゲーマドライバーをもらい仮面ライダーに変身、驚く明日那、変身した永夢。患者を救い笑顔を取り戻すドクターの戦いが始まる。

 

www.tv-asahi.co.jp

毎度おなじみ公式のあらすじ張っときます。

そして毎度おなじみ1話2話もここに貼ります。

 

youtu.be

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本作の特徴

なんといっても見た目ですよね。プロデューサーの大森さんもいってましたが、見た目は仮面ライダーらしくないんです。特にレベル1の姿はSDキャラのような仕上がりになっており大変かわいらしい。ゲームがモチーフになっているということと子供に受け入れられやすいデザインを意図して制作されたので比較的ライダーらしいデザインからは離れたデザインになっています。

更に昨今のゲーム事情を鑑み、多人数のスクランブル戦や協力戦が主流のため序盤から比較的ライダーが多めに登場するという事情があるそうです。確かにブレイブもスナイプもレーザーも早めの登場でした。5話以内で4人も出てくるというのも結構異例な事態ですよね。

 

登場ライダーが概ねお医者さんというのも特徴的な要素ですね。主人公はエグゼイドは研修医(小児科医)、ブレイブは外科医、スナイプは放射線科医(ゲーム病専門医)、レーザーは監察医、ポッピーピポパポは看護師といった具合に医療従事者で本作で戦う理由もゲーム病患者のオペとされています。本作の拠点はCRと呼ばれる救命センターですし、本作は全体を通して「命」に対しての倫理観を医療を介して伝えようとしています。

CRのドクターは一応診察シーンや外科手術シーンなども用意され、お医者さんと仮面ライダーの二面性を見せているところも特徴です。

 

大森氏いわく、ゲームでの命の扱われ方と医療現場での命の扱われ方は真逆であると語り、その矛盾やそのギャップによって命の大切さを説いていると考えられます。

パラドと永夢の倫理観がその例になると思います。 

 

おもちゃ面の話

今回はガシャットと呼ばれるギミックで変身します。ガシャットは単独だとレベル1とレベル2に変身可能で基本形態となります。主要登場ライダーは6人なので、とりあえず6枠は確保というわけです。更に本作はこの基本形態のガシャットにもう1個別のガシャットを装填してレベルアップを図るケースが多いです。ここで商品展開を図ったと思われます。案の定最初から10個のゲームをクリアせよと永夢は言われていたので10個というのは確定だったわけなんですが。プロトガシャットやガシャットギアデュアルなどが登場したことでその枠を大きく広げ更なる商品展開を行うことに成功してます。

悪役ライダー以外の4人はパワーアップが確実なので結局主要キャラだけで8個以上になるのは明白でした。

にしても前作(ドライブ)に比べるとその数は少なく多分ギミックそのものがサイズ的に平成2期の中では大きめというのもあるからなのかなという風に思います。

 

キャストについて

本作主人公、宝生永夢役は飯島寛騎さん。もはやいうまでもありませんが、ジュノンボーイ出身です。しかもグランプリです。本作が初主演、初出演だったそうです。確かに初回の永夢君結構初々しい感じありましたしね。そこからの成長凄まじく、パラドとの決戦の際の演技はかなり引き込まれました。

 

仮面ライダーブレイブ・鏡飛彩役には瀬戸利樹さん。初レギュラー作だそうです。元々ゴーストのオーディションに参加していたそうですがその時は落選してしまったそうです。

本人は甘いもの、特に生クリーム等を使用したものが苦手らしく、食べるシーンはかなり苦労したそうです。作中一番美味しかったデザートはシュークリームの皮だそうです。

 

仮面ライダースナイプ・花家大我役には松本享恭(うきょう)さん。ウルトラマンXがドラマ初出演だったそうですが、自身が変身するヒーローは本作が初めてだそうです。

 

仮面ライダーレーザー・九条貴利矢役には小野塚勇人さん。劇団エグザイルからということでなかなか仮面ライダーの中でも異色な方だなとおもいます。ムードメーカー的ポジションなのかなという感じの印象。普段着でアロハシャツは絶対に選ばないと本人は語っています。

 

仮面ライダーゲンム・壇黎斗役には岩永徹也さん。なんと薬剤師の資格をもったモデルさんでメンサ会員という超がつくほどの頭脳派!しかも薬剤師さんとして勤務経験もあるそう。そんな方だったとはさすがにわからなかった…。超がつくほどのハイスペックな彼ですが本作が初めてのテレビドラマだそうで。それも言われるまでわからなかった。とにかく本人も役もすごいというそれはそれで異色なライダーです。

ほんとに壇黎斗神だった。

 

スタッフについて

本作の主役ライダーのスーツアクターはもちろん高岩成二さん。といいたいんですが、本作ではレベル1とレベル2のスーツアクターさんが違うんです。レベル2のエグゼイドは高岩さんなんですが、レベル1のエグゼイドは藤田慧さんが演じています。藤田さんは主役ライダーを務めることは初めての経験だったそうです。

 

本作プロデューサーは大森敬仁さんでドライブからの続投となっています。

脚本家は高橋悠也さん。なんとこの方エイトレンジャーの脚本書いた方でした!なんというめぐりあわせ。本作が仮面ライダーシリーズ初参加だったそうです。関ジャニ∞とは他にもボーイズ・オン・ザ・ランも手掛けています。まるちゃん…。

 

私のオススメ

 正直、初見の印象は悪かった。

大体特撮番組は商標登録するあたりで次回作のライダーとか戦隊とかのビジュアルが出てきたりするんですが、2017年当時、ドライブを見ていた私は次回作のビジュアルに愕然。なにこれと。

このことをきっかけに一回仮面ライダーから足が遠のきます。

過去の仮面ライダーも驚くビジュアルはなくはなかったですよ。ディケイドとかも一応ビックリビジュアルですし。しかし、エグゼイドはライダーというよりかスポーティーな何かだろという感じになってしまい、なんでピンクメインのビジュアルにしたんだということ、多分ゲームキャラを意識した為にできた目の部分のデザインが従来の複眼と異なるため苦手意識を覚えたもありその当時に見ることは無かったわけです。

そんな私が時を超え、今更見て好きなライダーとして紹介しているのか。

ビルドの影響はあります。ビルド→ジオウときたら平成2期残すところはエグゼイドだけになったんでじゃあ見ようとなったわけです。その物語の片りんは何となく知ってるわけなんでかなりつまらない内容ではないことはわかってましたし。

ほんとに食わず嫌いだった。

なにせゲームキャラなんでそこを飲み込むとかなりあのビジュアルも咀嚼できるようになってくるんです。あーゲームならこんな感じか。みたいな。更に医者とゲームってそれこそどうやってリンクさせるの?というところでもインターネットウイルスが身体に入り込み、発症罹患し、その治療として仮面ライダーが必要ということで落としどころを見つけたのがど頭でかなり魅了されました。

キャラクター達も全員闇を抱えていて、いつになったら解消されるのかというハラハラ感や物語とともに明らかとなるバグスターウイルスの謎が物語をより一層引き立たせます。

エグゼイドは平成ライダーらしい平成ライダーなのでほんとに一気に見ないと続きがきになるし、ガンガンに重い。

あのビジュアルでこんなに話重いのってくらい重い。

その分本当に面白い。

私は結局、本編、映画、平ジェネfinal、アナザーエンドトリロジー、小説を読んだわけですが、それだけではまだ回収しきれないところも物語に厚みを感じます。

小説に関しては色々重すぎて、本編もう一回見返したら涙腺崩壊間違いなし。

あと最後についていたおまけがかなり有能で、あーゆーのはあると助かる。

 

 それでは総括

何故好きか:デザインを凌駕するストーリー・キャラクター達の成長が見れるところ

 

何故勧めたのか:とにかく私のような食わず嫌いを出したくない

 

ここ見て:後半の花家大我、九条貴利矢、壇黎斗

 

こんな感じですかね。

正直前半は、永夢君が割と四面楚歌というかライダー仲間いなくてかわいそうだから見てられなかったんですがそこを抜けると本当にあっという間に進んでいくので頑張ってください。

 

それでは今日はこの辺で。

ヴェハハハハ