雑談師団

eighter兼ミーハー仮面ライダー好き女が書く雑談ブログです。

更にクローズアップについて(エグゼイド/宝生永夢)

まさかのクローズアップシリーズ第2弾です!

今回は仮面ライダーエグゼイドの主要ライダー5人について書いていきたいと思います。

・エグゼイド/宝生永夢

・ブレイブ/鏡飛彩

・スナイプ/花家大我

・レーザー&レーザーターボ/九条貴利矢

・ゲンム/壇黎斗

 

このシリーズに関しては全編を通してネタバレばかりなので要注意です。

考察やがばがば調査がありますので苦手な方も自衛お願いします。

 

・クローズアップの経緯

平成ライダーの話をしていてストーリーは4位くらいに好きという話をしまして、正直見た目から見ていなかったのですが、まあ驚く程面白いんですよ。エグゼイド。

キャラがかなり濃い上に内容がいい具合に重い。

それなら書くしかないじゃないという謎テンションに任せて書いていきます。

ネタバレ注意ということは先述しましたのですが念のため、行間開けるために他の記事張っときます。

この記事に関連してる記事なのでぜひ読んでみてください。

 

eighter8red.hatenablog.com

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eighter8red.hatenablog.com

 

それでは本編入ります。

仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢

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仮面ライダーエグゼイドの主人公。

聖都大附属病院で研修医として勤める24歳。担当していた患者がバグスターウイルスに感染し発症、明日那からゲーマドライバーを受け取り仮面ライダーエグゼイドに変身する。天才ゲーマーMという姿もあり、普段は気弱で優しい青年だが、ゲームを手にした瞬間性格が変わり、一人称も僕から俺になり好戦的になる。

通常時でも一度持った信念は曲げない頑固さもある。

一人称:通常時は僕・ゲーム時は俺

相手の呼び方:飛彩さん/ポッピー/院長/貴利矢さん/大我さん/にこちゃん/黎斗さん(ゲンムの社長さん)/あなた/お前など

 

8歳時登校中の交通事故で生死を彷徨うほどの大けがをしたが、担当医である日向恭太郎の手により、一命を取り留めた。そのころの経験から医師を目指すようになったと本人は語っている。

自分の医師としてのスタンスである「患者の身体だけでなく、心も元気にして笑顔を取り戻すまでが治療。」というのは日向が自分にゲームをくれて笑顔にしてくれたことに由来する。

 

8歳時には黎斗から送られたマイティアクションCをプレイしたことで世界初のバグスターウイルス感染者となる。18歳時に黎斗が永夢の父親の協力を得て、永夢を拉致、更にバグスターウイルス摘出手術を受けた。執刀医は財前美智彦(ドクターパックマン)でこの時に手術室にいたものは全員消滅した。永夢はバグスターウイルスの分離に成功し、パラドが世界初のバグスターとして誕生することとなる。

 

幼少期の永夢の夢はプロゲーマー。自分で作ったゲーム案をゲンムコーポレーションに送ったりするような子供だった。母親は物心ついた時にはおらず、父親と永夢の二人だけの家族だった。父親、宝生清長は大手医療機器メーカー「メディクトリック」の開発者で転勤が多く、学校では友達に馴染めないまま次の転勤地へ行くことが多かった。父親は仕事が忙しく、家に帰ることは少なかった。故に永夢はゲームをすることでその寂しさを紛らわした。しかし、8歳当時通学路とは反対の道を行き赤信号の横断歩道を横断、その際に通った車に轢かれ救急搬送される。本人は死ねばゲームみたいにリセットできると思った為、赤信号に飛び込んだと語った。

ゲーム病に罹患し、ゲームを一緒に楽しみたいと願う永夢の心がパラドの人格を形成している。

 

18歳当時は父親との関係は最悪で、家こそ一緒に住んでいたものの同居人も同然と化し、家族の会話はほとんどなかった。バイトをしながら欲しいゲームを買い、プレイするというルーティンで、食事はまともなものを取っている様子はなかった。ニコと決勝戦であたったゲーム大会では寝る間を惜しんでゲームに励んでいた。このころから医学部進学を検討はしていたものの、成績の伸びが芳しくなく諦めていた。

パラドが分離された為、高校3年という遅いタイミングではあるものの医学部を再度志すことに。志望校であった聖都医大に現役合格を果たす。

父親が肺炎で入院した時入院先が聖都大病院であった為、聖都医大に通っていた永夢は一度だけ本人と面会している。入っていないだけでずっと様子は伺っていた。

その理由も8歳の時に事故で入院した際、父親が見舞いに来なかった当てつけでもあった。

 

2011年のゼロデイを機に聖都大附属病院に電脳救命センターが設立される。

この機関に永夢自身も在籍することになる。

 

13話にてマイティブラザーズXXを使用、エグゼイドが2人に分離する。

その際、副作用として激しい頭痛に苛まれる。

18話にて黎斗が真実(初めてのゲーム病患者であること)を永夢に告げる。衝撃的な真実のためストレス値が急上昇し、ゲーム病が深刻化し消滅一歩手前まで行くもののパラドがストレスから永夢を解放したことにより永夢は九死に一生を得る。

 

その後、永夢とパラドは一心同体であることからパラドの消滅=永夢の変身能力がなくなるということが発覚。以降パラドも気にしなければならなくなる。

 

仮面ライダークロノス、仮面ライダーパラドクスパーフェクトノックアウトゲーマーレベル99が交戦した際、ラヴリカ消滅の時に生じた「恐怖」の感情がパラドを支配し、戦闘不能に、永夢がパラドを救出し、事なきを得る。

 

命の重さを理解せず、人類を殺戮しようとしているパラドに「死」を理解させるため、パラドを一度消滅手前まで追い込む。

パラド、コンティニューできない「命」の重さを理解し以後永夢と協力関係となる。

 

 パラド、ドクターマイティXXを使用し、ゲムデウスを道ずれに消滅する。

 

永夢の体内で培養され、パラド再度復活。

 

仮面ライダービルドと遭遇。エグゼイド、成分を抜き取られ変身不可になる。

パラド、パラレルワールドに移動。スカイウォールのあるビルドの世界に行き、2年の歳月を過ごす。

フルボトルで永夢と交信ができたため通信係になる。

 

永夢、パラドとともにナゾトキラビリンスに挑戦。ノックアウトファイター2ガシャットの力によりゲームクリア。その影響で壇黎斗、脱獄。

 

マイティノベルXにて、2000年問題の際にバグスターウイルスが発生し、それを清長は放置。放置されたバグスターウイルスが清長の端末から出てきたものと壇正宗が特定。パンデミックを起こす危険性があるウイルスであることも確認された。壇正宗は、メディクトリックとゲンムコーポレーションの共同開発でバグスターウイルス対策用医療機器を開発することを持ちかける。そこで開発されたのがゲーマドライバーであることが発覚。ゲンムコーポレーションの真の目的である仮面ライダークロニクルの開発の片棒を担がされていることは清長はこの時は知らない。

息子にゲーム病の症状が表れる。壇正宗を糾弾したものの2000年問題での弱みを握られた清長は自身の保身のために永夢を壇黎斗に引き渡す。

これによりゲーマドライバーが完成。清長、壇正宗にバグスターウイルスに関する一切を口封じをされる。

上記の内容を清長が永夢に告白。これにより確執も改善された。

 

 

 

年表風にと言いますか時系列でまとめてみました。

いやーこれだけでもすごい量だ。

永夢君アラサーになっちゃった。

永夢本人は本編だけだと明るく、正義感にあふれるドジっ子研修医というキャラクターですが、本編後半からそれだけではなく永夢に強さが加わり、少し怖さも出たりしていました。

 

小説版エグゼイドでは、マイティノベルXによって永夢の過去や本来の永夢の人格、永夢の家族についてが描かれ、この内容を踏まえて本編を見返すとなかなか感慨深い。

 

永夢の衣装はゲーマーということを視覚的に表す意図があったのか蛍光色を使ったり、原色を使ったりということが多かったです。その上から白衣を羽織ることで医師であることを表していました。靴はVANSのSK8-HI RETROらしいです。赤と青で色違いをはいているというおしゃれさん。

 

お医者さんなのに華麗にバク転を決めたり、身体能力が高いのも意外性のある設定でした。

その割に何もないところでこけたり、机やカートに足をぶつけたりすることも多いのは結構謎が深まる。

 

聖人君主でありたいと願い行動してきた永夢は黎斗曰く「水晶」であり、患者と誠心誠意向き合わない飛彩に激怒したり、大我に子供の病気が悪化するからと怒ったり、ポッピーが洗脳されているときもそんな奴じゃないとポッピーを信じていたり、貴利矢の嘘に乗せられたりと結構お人よしな部分が多い。

 

天才ゲーマーで尚且つ国家試験も通った秀才ですので頭の回転も速く、10個のゲームの内容もよく理解していた様子でした。試作段階で廃案になった作品についても理解がある様でそのゲームの知識量もうかがえます。

 

 

仮面ライダーエグゼイド

LV1ゲーマー

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永夢が初めて変身した姿。マイティアクションXガシャットを使用する。マイティアクションXのゲームエリアが展開される。

患者とバグスターウイルスを分離させる際はこちらの姿で戦う。

体を丸めて高速移動したり、お菓子という名の強化アイテムを獲得することで戦闘を優位に行う。

 

LV2

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本作のキービジュアルになっているのがこの姿。

LV1に比べると打撃は弱いが、機動性に優れている。

 

LV3

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ゲキトツロボッツガシャットを装填することで変身した姿。

左腕部にあるゲキトツスマッシャーを発射することができる。

 

LV4

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ジュージューバーガーガシャットを装填して変身した姿。

あくまでハンバーガーを作るゲームなので敵を倒すことが目的ではない。

ローラースケートで移動することでスピーディーなゲームスタイルを確立している。

 

LV5

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ドラゴナイトハンターZガシャットを装填して変身した姿。

一人で使うとガシャットの力が強すぎるため暴走の恐れがある。

4人協力プレイでそのリスクを回避することが可能となる。

 

LV10

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マイティブラザーズXXを装填して変身した姿。

黎斗が開発したガシャットではない。永夢が幼少期に描いたゲームがコンセプトになっている。

 

LV20

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マイティブラザーズXXをダブルアップした際の姿。

髪の毛のような部分がオレンジの方が1人称「俺」、水色の方が「僕」。

このあたりからパラドとの関係を匂わせる。

40話では、パラドを復元する際に永夢が用いている。

 

LV99

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マキシマムマイティXを用いて変身した姿。

貴利矢のリプログラミングを大我が用意したガシャットの原型に飛彩がインストールし、永夢の能力が加わったことで完成したガシャット。チーム医療の結晶。

小さいLV2ゲーマーがあしらわれており、その部分を押すことで任意でマキシマムマイティが出現する。

その巨体には似合わないハイスピードな戦闘で敵を圧倒する。マキシマムマイティから離脱することも可能で、パラドクスを押さえつけておいて、LV2ゲーマーの状態でポッピーの元に駆けつけるということもあった。

射出後のLV2ゲーマーの姿でもレベルは99であり、維持されている。

 

ムテキ

ムテキゲーマー | 仮面ライダー図鑑 | 東映

マキシマムマイティXとハイパームテキガシャットを用いて変身した姿。

永夢にパラドを再度注入し変身した。レベルという概念を超え、ムテキであるため向かうところ敵なし。

クロノスのポーズに対抗することができ、静止したときの中を動くことが可能。

有識者の間では光るそばなどという愛称で親しまれている。

髪の毛の様な部分で攻撃することもある。

バグスターたちの粒子化移動をも捕まえることが可能で、パラドクスは捕まり、敗者にふさわしいエンディングを味わう。

 

その他、劇場版で登場したマイティクリエイターVRXやパックマンレジェンドライダーなどのガシャットもありそれぞれ変身している。

テレビくんなどで登場した爆走バイクやノックアウトファイター2ガシャットで変身したものも含めるとそのバリエーションは様々です。

 

戦闘スタイルはさながらゲームをしているかのように冷静かつ的確。そのゲームに合わせて柔軟に対応する技能もある。取扱説明書は読まない主義なのであるが的確に装備を使いこなす。しかし2話ではバグスターを分離する前にレベル2に変身しようとして明日那に止められ、飛彩に怒られる。

 

 

パラドとの関係

初回から登場する両者は衣装から相互関係があるようにかなり序盤から永夢とパラドにはつながりがあることは示唆されていました。永夢の白衣に対してパラドの黒いロングコート。OPでは永夢は昼、パラドは夜というように表裏一体であることを匂わせていました。

13話では黎斗がパラドの専用ガシャットを作るためのデータ収取用ガシャットを永夢に渡します。そのガシャットには大量のバグスターウイルスが内蔵されており起動するとその大量のバグスターウイルスが起動したものに対して噴出する仕様になっている。パラドはそのデメリットを回避するべく永夢に渡します。永夢はその大量のバグスターウイルスを凌駕し、マイティブラザーズXXを創造した。変身後永夢にゲーム病特有の症状である激しい頭痛が起こり、それを見た飛彩、大我両名がゲーム病を疑い始めます。大我は永夢の血液を採取、検査を行った結果、バグスターウイルスの感染が発覚しました。大我はこのこと飛彩に打ち明け、ストレスを与えないようにするため、永夢の戦闘を避けること、ゲーム病ということを宣告しないことを飛彩に取り付けます。

しかし18話で黎斗により真実が告げられます。この時パラドは黎斗の胸ぐらをつかんでいます。19話冒頭では胸ぐらをつかんでいたはずのパラドが姿を消しています。永夢のストレス値が限界まで到達し消滅手前までいくもののぎりぎりのところで踏みとどまります。このことに関しては上記年表に書いてるのでこれくらいで。

パラドとの関係はその後29話で更に詳細に明かされていきます。パラドの言葉を借りるなら「お前は俺で俺はお前」ということで永夢とパラドの心はつながっているということが発覚します。つまり永夢が激情すればパラドの心が滾り、永夢の成長や楽しいうれしい感情を感じている際はパラドの心は踊っているわけです。

一心同体ないし表裏一体なのでパラドが欠けると変身能力が失われてしまいます。これは本来適合手術を受けることでゲーマドライバーの適正を得るのですが、永夢はこの段階をパラドのおかげですっ飛ばしているからなんですね。

パラドはリプログラミングによって永夢の遺伝子を手に入れ、ゲーマドライバーの適正を手に入れます。これにより表裏一体の状態から二人は別々の個体になります。

そのためハイパームテキはこの状態では使用できないのです。

36話で永夢がパラドを体内に注入することでハイパームテキに変身しました。

39話ではパラドを一時的に消滅させ、コンティニューできない命の重みを身をもって思い知らせパラドと共闘するようになります。

あとは年表通りです。

39話に至るまでは本当に命の倫理観が真反対であった為永夢はパラドを敵視し続けていました。やむを得ずパラド協力しないといけないときは声のトーンが低くなり、嫌悪感をあらわにしています。

39話ではチベットスナギツネのような顔をしていた永夢と怖すぎて(あとやったことへの後悔で)泣いて懺悔したパラドという本当に朝にやってるのかというカオス。

その後は良好な関係を築き、パラドはだいぶ永夢になつきましたね。平ジェネfinalの時の永夢と交信してる時のパラドの顔すごくうれしそう。

 

総合評価

明るくて元気なドジっ子研修医がいつの間にか優しくたくましい小児科医になっていました。成長過程を見ていくのが楽しいキャラクターでした。過去と合わせてみてみると黎斗と比較しやすいように共通項を設けながらもお互いのもしもこうだったらの結果を見ているようでした。

作中は怒らせると最も怖いキャラともいわれるほどですが、本編39話など見れば明白ですよね。

1話と最終回の最後は似たように作ってあるのですがドジっ子は治っていないようですね。

好きなタイプがポッピーのような子ということで前途は多難な気もしますがそれの方がいいのかな。

愛されるお医者さん間違いなしの先生でした。

 

それでは今日はこの辺で。

この記事踏まえてビルド記事を徐々に書き直します。

 

 

参照)「小説版仮面ライダーエグゼイド~マイティノベルX~」 高橋悠也

    仮面ライダーエグゼイド | 仮面ライダー図鑑 | 東映

    2021/2/25

   仮面ライダーエグゼイド - Wikipedia

   2021/2/25