雑談師団

eighter兼ミーハー仮面ライダー好き女が書く雑談ブログです。

好きな仮面ライダーについて(キバ)

ビルド見たときに少し考えてはいたんですが、昔見たときの苦手意識のせいで二の足を踏んでいた作品でしたがやはり平成ライダーは私を裏切らない。

 

ということで仮面ライダーキバです。

 

平成1期に分類され、9作目になります。

平成ライダーの区分に関してはこちら↓

 

eighter8red.hatenablog.com

 

それではその命神に返しなさい。

 

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あらすじ

異臭を放つ洋館に住むお化け太郎、紅渡。彼はバイオリン職人として日夜バイオリンを製作する毎日。父である、紅音也が制作した名器「ブラッディローズ」に匹敵するバイオリンを製作するために様々なものをニス材に混ぜる為異臭が続く。

人のライフエナジーを吸い、死に至らしめるファンガイアと呼ばれる怪人を倒すために渡はキバットを用いてキバとなり、人々を守る戦士となる。

www.kamen-rider-official.com

詳しくはこちらをどうぞ。毎度拙くてすいません。

 

毎度のように1話2話を張りますのでよろしければ見てみてください。

 

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本作の特徴

本作は現代と過去の2パートで構成されています。

現代は主人公である紅渡を中心に物語が展開し、過去はその父親である紅音也を中心として展開していきます。

過去編で解決されなかったことを現代編で解決するという構成も少なくはないです。現在と過去とが干渉したりもします。

特に本作では、上記でも名前を挙げたバイオリン「ブラッディローズ」に導かれて渡はファンガイアと戦います。二つの時代を繋ぐ存在としてブラッディローズが紅邸に佇みます。幼少期に一度も会ったことのない父との絆の証の様な存在です。

更に本作は平成ライダーの中でも恋愛ドラマの毛色が強く、少し昼ドラチックになっているのも他にない特徴であるとおもいます。

 

おもちゃ面の話

本作では前作、仮面ライダー電王を受けて一度ボツ案となった喋る変身ベルトを採用する方針となったそうです。本作は吸血鬼ないしコウモリモチーフなのでキバットバット3世が採用され、とまり木に逆さになってとまるような形に落ち着いたそうです。

そこからコウモリに何をさせる事でバリュエーションを出すかと言うところに話は進み、ガムやトマトジュースなどの意見が出る中、最終的に笛を鳴らすと言うところで決議したそうです。

基本バリュエーションである、ガルル、バッシャー、ドッガに加え、ウェイクアップ、バロンブースターと言った形で笛は展開する事になります。

中間強化フォームとしてドガバキ、最終強化フォームとしてエンペラーが登場しておりエンペラーに関しては追加アイテムとしてタツロットを増やしています。更にエンペラーの力を増大させるアイテムとしてザンバットソードが登場し、子供が剣を鞘から引き抜けないと言うところを配慮して鞘では無くコウモリ型の研磨道具という形になったそうです。

イクサの登場によってイクサドライバーが発売となります。イクサは人間の手によって作られた兵器である為見た目は非常にゴツゴツとした感じになっており、過去編ではセーブモード、現在編ではバーストモード、ライジングモードがあり見た目からバリュエーションを出しています。過去と現在で見た目の違いを出すと言うことはせず、OSや設計上のリスクと言った部分で差を出しています。

カニックライダーという点を強く押し出すために強化フォームであるライジングへの変身の際に使用するイクサライザーはイクサメット口部に付いていると言う設定で、ガラパゴス携帯仕様になっています。

更に吸血鬼を倒すと言う意味でも聖職者をイメージして制作されている為、白ベースに金であったり、十字架であったりという要素が盛り込まれているそうです。

後半戦にかけてサガが登場し、これに合わせサガークベルトが発売します。

キバットベルトとの差を出す為にサガークは古代語を話す設定にしています。ベルト本体はミステリーの源流である宇宙と全体のテーマである音楽から円盤という関連性を見つけ、そこからDJのターンテーブルの発想となりデザインされました。

 

キャストについて

本作主人公は瀬戸康史さん。

もうかなり有名な方なので詳しく載せるのもあれですが簡単に。

D-BOYSオーディションで芸能界デビューを果たし、テニミュを経由して渡役をやられています。

同年に他局にて主役でドラマも出演しており、特撮俳優としては歴代初の快挙を成し遂げます。

最近ですとルパンの娘でレギュラー出演されていました。

 

現代イクサに変身する名護啓介役には加藤慶祐さん。キバに出演される前にもドラマや俳優ユニットとしての経験があり、現在、俳優業はしていないそうで、アパレルブランドの代表取締役をされているそうです。すごい。

 

過去編の主人公、紅音也には武田航平さん。

私としては一海のイメージが強かったのですが前後関係的にはこっちが先ですね。しかもジュノンボーイさんですね。

平成で主要ライダーを2回経験されている珍しい方です。

最近ですと24ジャパンに出演されています。

実家が武田クリーニング店で本人は大の洗濯好きだそうです。

 

スタッフについて

本作主役スーツアクターはもちろん高岩さん。

サブライダーを今まで務めていた伊藤さん、押川さんが仮面ライダーを離れた影響で、岡元さん、永徳さんがサブライダーとして参加しています。

スーパー戦隊ではよく名前をみていた蜂須賀さんが女性ライダーが登場することをきっかけに参加され、蜂須賀さんにとって初ライダーとなったそうです。

メインライターにはあの!有名な井上敏樹さんが参加しており、キバの内容見れば確かになと感じさせます。チーフプロデューサーには武部さん、クリーチャーデザインには篠原さんが参加されており、敵のスタイリッシュさや特撮ならではの雰囲気がしっかり残るようにしています。

本作はアクション監督が宮崎さんではなく、スーパー戦隊を多く担当された竹田さんが参加し、ワイヤーアクションが多めになっています。

 

私のオススメ

とにかく、渡の成長を感じることのできる50話。この点においては非常にヒーローものなんですが、ここに現代でも過去でも恋愛が絡んで来てその要素がキャラクター達をより成長させていきます。

私が初見の時に感じた行ったり来たりでぐちゃっと感じると言うのは私が視聴してたときに関心が特になかったからと言うのが多分1番の要因だなと感じました。あと年齢も今の方が重なっていますし、以前よりは理解し易くなっていると言うのもあるでしょう。

音也の漢気や名言も本作の見どころだと思いますのでそこも注目して欲しいところです。

 

総括

なぜ好きか:ストーリー展開、ライダーと敵のデザイン、音也の名言のユニークさ

 

なぜ勧めたのか:平成ライダーの中でも一石を投じたほどの変化球、他のライダー見づらい方でも試す価値ありだと思った為。男性より女性がハマるかもと思った為。

 

ここ見て:紅音也の奇行、瀬戸くんの成長、恋愛模様

 

ここまでキバって書いてみましたがいかがでしたでしょうか?

平成ライダーは一つ一つ特徴的ではありますが特に路線が違う作品ですのでそこに注目して頂ければなとおもいます。

 

それでは今日はこの辺で。