更にクローズアップについて(レーザー/九条貴利矢)
キバに走っていて少し更新遅れてすいません。
まあ待ってないとは思うんですが。
今回はクローズアップシリーズの続きを書いていきます。
今回は乗りに乗っていきますよ。
今回も下記の内容を含みますので苦手な方はご遠慮下さい。
・ネタバレを多く含みます。
・本編、Vシネ、映画、小説、ネットなどの下調べはしておりますが、至らない点もございます。
・考察や感想を含みます。
参考までに以前まとめた記事を掲載しますのでよろしければ合わせてご覧ください。
行間も稼げましたので本編入ります。
それではノリノリで行くぜ。
九条貴利矢/仮面ライダーレーザー(レーザーターボ)
・貴利矢ヒストリー
出産に関する詳細な内容は無い
聖都医大以外の大学の医学部を受験、合格。
医師国家試験に合格し、研修医を経て監察医務院に所属し監察医となる。
2011(2013?)年、友人の藍原淳吾から衛生省の極秘資料にあったウイルス感染症、ゲーム病の症状を発見する。
淳吾にゲーム病を告知。淳吾、取り乱して屋外に飛び出た際に交通事故に遭遇。
淳吾、事故死。
貴利矢、これを受けて素直に告知する事に対して慎重になる。
淳吾の死を受けてよりゲーム病に関して調査を行い始める。
ゲンムコーポレーションがゼロデイに関与している事を掴んだことをネタに黎斗を強請り、ゲーマドライバーと爆走バイクとゲーマスコープを手に入れ、適合手術を受けることになる。
他のライダーを調査しつつ、ゲーム病の研究検体回収の為の協力者を探す。
宝条永夢に白羽の矢を立て、協力を仰ぐ。
監察医務院の同僚の西脇がゲーム病に感染。治療のために永夢に協力を依頼。
永夢、話を聞き快諾。しかし真の目的や動機は知らない。
モータスをエグゼイドの力を借りて撃破。モータスの検体を手に入れるために永夢を無理やり下車させ、モータスを回収しようとするものゲンムに阻止される。
ゲンムの正体が何者かを突き止める。しかし、他のライダーのために偽の情報を流す。
CRに潜入。灰馬のバインダーが自動ドアを阻害し、易々と侵入してしまう。
永夢からの信頼回復のためにオペに協力。
ギリギリチャンバラガシャットを手に入れ、仮面ライダーレーザーレベル3に変身可能になる。
壇黎斗が黒いエグゼイドであると永夢と飛彩に教えるがパラドの策略により黒いエグゼイドはパラドであるという事実だと勘違いされてしまう。これにより貴利矢の信頼がなくなる。
黎斗と接触しパラドの正体を探る。その中で永夢が適合手術を受けていないという事実を知る。
バグスターウイルスの根源を調査していく内に宝条永夢が世界初の感染者である事実を掴む。
ゼロデイに関しても調査を続行していた為、黎斗の父親である正宗と接触。ゼロデイは黎斗が原因を作ったと言う事実にたどり着く。
このネタを元に黎斗を強請った事が原因で黎斗は貴利矢の抹殺を決意。
2016年12月25日、デンジャラスゾンビの副作用でライダーゲージを急激に減少させられ、デンジャラスゾンビで変身したゲンムによってトドメを刺されてゲームオーバーし消滅する。永夢に自身のゲーマドライバーを譲る。
消滅後、貴利矢のパソコンからリプログラミングについての研究が飛彩によって発見される。
正宗によってバグスターとして復活。
復活後、正宗サイドとして永夢達の前に現れる。
永夢に「自分の嘘に乗れ。」と告げ、正宗サイドについてるフリをする。
飛彩と共に正宗の元で働きつつ、プロトガシャットとハイパームテキガシャットの回収を行い、永夢と合流する機会を伺う。
ハイパームテキを回収後、永夢にハイパームテキを渡し、永夢と合流。
仮面ライダークロニクルのボスを攻略した事でラスボス、ゲムデウスが降臨。
抗体を回収するため黎斗と決闘を行う。
黎斗がゲムデウスウイルスに対し抗体を得る。
これを元に黎斗と貴利矢で協力しドクターマイティーXXを開発。
貴利矢、CRの所属となる。聖都医大の白衣と職員証を貰い受ける。監察医から病理医に変更される。
正宗、ニコを誘拐。大我が救出に向かい、ゲーマドライバーでクロノスに変身、変身解除に追い込まれるもCRのドクターが駆けつけてチーム医療でゲムデウスクロノスを退ける。
ゲムデウスクロノスから超ゲムデウスへと進化。更に深刻なパンデミックが発生。
この影響で多くの人々がバグスターウイルス化する。貴利矢はバグスターであったがゲムデウスウイルスによりその姿を変えてしまう。
ポッピーピポパポがドクターマイティーXXを自身に挿し、ワクチンとなったことでパンデミックは沈静化。大半の人が元に戻る。貴利矢も元の姿に戻る。
代償としてポッピーピポパポが消滅。
超ゲムデウスと正宗を切除する為、CRドクターと大我はレベル1に変身し超ゲムデウスを正宗から切除した。
パラド、ドクターマイティーXXを使用し超ゲムデウスを道連れに消滅。
正宗を打倒すべくCRドクターと大我、共闘し正宗を打倒。
正宗、マスターガシャットを取り込んで消滅。
衛生省の依頼でワクチンを作成。以降ゲーム病の治療にはこれが用いられるようになる。
再生医療センターにも協力するようになり、八乙女紗衣子と接触する。
ラヴリカの居場所を飛彩に教え、協力を仰ぐが大我の様態がおかしいとニコから連絡を受け、駆けつける。
紗衣子の父親が医者で同じ研究をしていたということを知る。
紗衣子の様子がおかしいことに気が付く。
永夢が倒れたと連絡を受け、病室に駆けつける。
パラドが永夢を撃ったということを聞き、ゲンムコーポレーションに乗り込む。
小星から事情を聴き、バグスター育成ゲームの存在を知る。
紗衣子にバグスター育成ゲームについて詰め寄る。
永夢に紗衣子についての調査報告を行う。
父親が財前道彦であると知る。
淳吾の墓参りを行う。
紗衣子の欠勤が続き接触できない日々が続く。
デンジャラスゾンビが街中に大量出現。市民をゾンビバグスターに感染させていく。
デンジャラスゾンビと交戦中、壇黎斗神が現れ、「ゾンビクロニクル」が行われていることが告げれらる。ゾンビクロニクルの報酬がゲーム病患者の復活であると発表される。
市民を防衛している道中、紗衣子を発見、救出する。
壇黎斗打倒することを紗衣子に誓う。
再生医療を紗衣子に託す。
黎斗を発見。プロトガシャットを2つ譲り受ける。
黎斗、ゴッドマキシマムマイティXを使用し変身。ゲンムレベルビリオンに変身する。
黎斗と交戦するもののコズミッククロニクルの前になす術もなく撃退させられてしまうがクロノスが参戦。しかし、撃破されてしまう。
正宗、貴利矢に黎斗を止める力としてバグルドライバーⅡとモータルリセッター付きギリギリチャンバラガシャットを手に入れる。
永夢に白衣と再生医療の未来を預け、黎斗との決戦に挑む。
レーザーXに変身。バグルドライバーの副作用を承知で黎斗との決戦が始まる。
モータルリセッターの効果でゲンムを弱体化させ、五分五分に持ち込むも激闘の末、お互いのライダーゲージが0になる。
ゴッドマキシマムマイティXの効果で、貴利矢が人間に復元される。
聖都医大に謎の郵便物がドローンにて飛来。
中身はマイティノベルXで永夢が開封。プレイするもののゲームオーバーとなり、行方不明に。
マイティノベルXの永夢医大生エピソードをプレイ。
永夢の中で一番触れられたくない過去に関する情報が開示される手前で、ゲームオーバー後の永夢が登場。ハイパームテキに変身し貴利矢を襲う。
間一髪のところでブレイブとスナイプによって救出され、九死に一生を得る。
永夢の活躍を見届け、終了後お好み焼きをふるまう。
その後の記述はない。
・仮面ライダーレーザー/レーザーターボ
レベル1
患者とウイルスを分離させる能力がある。
車輪部分が射撃武器になっており、取り外しが可能となっている。
レベル2
人間体でない唯一のライダー?
単独での走行も可能であるが、ドライバーがいることで真の力を発揮することができる。
意思のないバイクも出現させることも可能。
レベル3
ギリギリチャンバラを用いて変身した姿。
ようやく人型になり、攻撃力と防御力共に上方調整され、攻守に優れたフォームとなっている。レベル1からダイレクトに変身するという形の時は自身でベルト操作を行うがレベル2からの変身の場合は乗車しているドライバーに変身させてもらう必要がある。
レベル5
ドラゴナイトハンターZの協力プレイで変身した姿。
ドラゴンクローによってキックが強化されている。
ブレードとガンも装備している為、近接と遠距離を選ばず戦闘することができる。
レベル0
復活した貴利矢が変身した姿。
レベル0特有の効果、バグスターウイルスを抑制する効果を有している。
レベル0
プロトシャカリキスポーツガシャットを用いて変身した姿。
高速移動しながら車輪を投擲して戦闘するスタイルで戦っていた。
レベル0
プロトジェットコンバットガシャットを用いて変身した姿。
空中戦を行うことができ、両腕のガトリングを連射することで弾幕を張ることができる。
壇正宗によって作成されたバグルドライバーⅡとモータルリセッター付きギリギリチャンバラガシャットで変身した姿。
副作用として抗体がないものが変身した場合、死に至るリスクがある。
モータルリセッターの効果は黎斗のゲンムレベルビリオンの効果をリセットし弱体化することができるというものでチートとしか言いようのなかったレベルビリオンと互角の戦いを行った。
・永夢との友情
物語序盤では、自分の目的のために永夢を利用しますが、入院をきっかけに貴利矢の真実が明らかになり、それにより永夢も貴利矢に対して態度を軟化させます。しかし、パラドの策略にはまり貴利矢は信用をまた失うことになり、永夢との距離がまた離れていくことになります。ゲンムとの会話をきっかけに永夢の過去を探っていきます。
これにより永夢の境遇を知り、さらにはゲンムの野望も阻止するために永夢の暴走を必死に止めます。それに感謝した永夢は再度コンビを結成。結束は強固なものになりました。しかし、それもつかの間。さんざんあおったゲンムにより抹殺され12話で一度退場します。この際、相棒であった永夢が悲しみにくれたのはもちろんのこと飛彩や大我も驚きを隠せない様子でした。
永夢は外科研修に身が入らないほどの喪失感に襲われ、指導医であった飛彩にもあきれられていました。
時を経て、34話に復活を果たすもののクロノスの手によって復活したこと、プロトガシャットの回収が必要であった為当分正宗のサイドにいますが、永夢にだけヒントを残しています。
ハイパームテキガシャットを奪還した後、CRサイドに復帰します。
これで晴れて、永夢と貴利矢は同じ職場にもなりました。
それ以降、聖都医大の白衣に袖を通しCRに出入りする描写が多くなります。ここからは特に永夢と貴利矢で何かをなすという描写が増え、その最たる例がハイパームテキガシャットの開発ではないかと思います。
アナザーエンディングでは、パラドに撃たれた永夢の元に駆けつけたり、死を覚悟した決戦の前に永夢の病室を訪ねて白衣を預けていったりと永夢に対して信頼を置いている描写が多いです。
・黎斗との因縁
いつもならクローズアップともう一人との関係だけなんですが、貴利矢においてはどっちもかなり重要なので書いていきたいと思います。
ことの発端は淳吾の死からですが、そこから黎斗に辿り着くわけです。そこからお互いの因縁は始まりました。かなり数奇な関係性の二人の始まりですね。
作中最も早く黎斗がゲンムであることを突き止め、黎斗の脅威となったのが貴利矢です。これにより12話で退場してしまう貴利矢ですが、その後もリプログラミングを残し18話で黎斗を消滅に至らしめます。お互いに殺してころされてという本当に因縁というか確執というかもうそんな言葉では言い表せないほどの状態ですね。
その後、お互いにバグスターとして復活するのですが、黎斗は利害一致によりCRに協力し、貴利矢もCRに協力しているというもう気まずいの塊みたいな状態が出来上がるわけなんですね。もう空気すごい。しかし、頭の回る者同士、意見が合うことが多く、不本意ながらお互いに協力しているという描写も多いです。
ハイパームテキガシャット開発の際も立ち合いに協力していますし、ゲムデウスウイルスの抗体作成でもこの場合は利用が適切かもしれないですが、黎斗の抗体作成が完了した段階で貴利矢は倒れますが、しれっと貴利矢を治療しています。
しかし、アナザーエンディングではまた殺しあう関係に戻りますが、最終的に貴利矢が復元する手立てを黎斗が提示したりと色々貢献もしています。
貴利矢が黎斗に倫理観を説くということも多かったわけですがそうしてお互いをわかりあってきた血みどろの関係というか本当に不思議な関係性だなと思います。
・総合評価
12話で退場しそのままであったはずのキャラクターだったはずが、人気も相まって復活に至りました。その後小説版にまで登場するに至るキャラクターとなったのは3枚目であるにも関わらず、できる男で熱血漢であったことにあるのかなと思います。更には切れ者で故に色々困ることもあるのですがそこが「まさか貴利矢にハマるとは思わなかった。」に繋がるのかなと思いました。
まさかの監察医から病理医に変更で意外性たっぷりだったのもよかったのかな。
紗衣子先生に好意あったけどそこらへんも掘り下げられるとうれしいですね。
それでは今日はこの辺で。