雑談師団

eighter兼ミーハー仮面ライダー好き女が書く雑談ブログです。

更にクローズアップについて(クローズ/万丈龍我)

というわけで第二弾書いていきます。今回も前回同様ネタバレ注意です。考察や私見も多分に含みますのでそういうの苦手な方は自衛お願いします

ちなみになんで前提である紹介記事と本企画初回記事も張っときます。

 

eighter8red.hatenablog.com

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今回は本作の2号ライダーである万丈龍我・仮面ライダークローズについて書いていきます。前回記事で書きました通り前回より長い。

 

すいません。

私のマグマが迸りました。

 

というわけで早速本題

 

万丈龍我/仮面ライダークローズ

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キャラクターとその設定

初期設定は謎の組織の人体実験から逃げてきた脱獄犯。葛城巧という科学者を殺した容疑で逮捕されたが実際は現場に到着したら殺されていたということで本人は無実。恋人を殺され、その復讐や冤罪を証明するべく奮闘する。しかし、戦兎や美空などの仲間の影響を受け、自分の戦う意義を見出していく。ともに戦っていたことや友情を育んできたことで戦兎を唯一の相棒と認識する。

物語後半からは万丈龍我はエボルトの遺伝子をもつ地球外生命体であることが発覚。破壊の遺伝子であるエボルトの遺伝子が自身の中にあることが信じられない龍我は愕然とするが何とか立ち上がりまた地球防衛の戦いに身を投じていく。

最終決戦では、エボルトとエボルトの遺伝子がある自分は危険だと判断し時空の裂け目にエボルトもろともに飛び込んだ。なんやかんやで生き残り、新世界に突入し戦兎と共に49話の回顧録を作る手伝いをしている。

 

 

 

こんな感じですかね。公式は下記のリンクからどうぞ

www.kamen-rider-official.com

両親は登場時には死別しており、龍我は親戚の家で世話になっていたということも本編中に語られています。幼少期には難波重工総合化学研究所で定期的に葛城忍がデータを取っていましたが、残念ながらスタークのせいでその記憶がないということも物語では語られていました。スタークマジで万能性能。

そんな彼の性格は、直情型で戦兎と真反対な性格に設定されていたのかな。

戦闘する前のセリフは「今の俺は負ける気がしねえ。」であり、クローズマグマ変身時は「力が漲る…魂が燃える…俺のマグマが迸る!」というセリフを発します。理屈っぽいことが大の苦手で戦兎がスクラッシュドライバーを開発している際には、「数字だらけで吐き気がする。」と発言するほどです。

15話では、作戦中に激情し作戦を台無しにします。感情が前面に出て頭より自身の勘を頼りに行動していきます。

とにかく肉体派で俗にいう脳筋という種類の人間です。事実、彼は元格闘家(システマ)というだけあり、自分の肉体にはある程度自信があるというのもうなずけます。恋人のため八百長試合に加担し、格闘技界から追放されてしまいますが。

ばかというワードに過敏に反応しなぜか筋肉をつけろと怒るタイプの人間です。普段から口調も荒いですが、氷室首相がお忍びでナシタに来たときは缶コーヒー淹れてあげるし、一応敬語でも話していました。(あと葛城巧の家に入った時)

おおもとは結構おせっかいというか人情派なので子供に対しても優しく接したり、外でデートや買い物をしたことのない美空を連れだしたりと優しい一面も多いです。

先ほども記載した通り、冤罪と復讐が初期の目的なので結構最低なこともします。しかし、クローズになることをきっかけに仮面ライダーの力の使い方、戦兎の理想などを受けて戦兎のため、戦兎の守りたいもののためにまず頑張ろうとします。平ジェネや本編などで何故人のために戦うのかという問いに決着がつきます。

この物語を通して龍我が精神的にも肉体的にも成長する作品に仕上がってるわけです。

 

なんというか2号ライダーとは思えないほどの主人公感を放ってくるキャラクターなんです。

 

桐生戦兎との絆

いわずもがな、物語の最初から最後まで共にしてきた戦友であり相棒です。前回記事でも書いた通り龍我に仮面ライダーのあるべき姿や信念などについて教え導いていましたが、共に戦う中でお互いが𠮟咤激励をして何度も立ち上がってきました。

お互いがお互いを信じあい、助け合ってきたのが非常にニチアサ的関係性です。

本作基本的にはシリアスパートがメインなのでふとしたときに二人がコメディをしてくれるのはすごく緩急になって物語を重々しくしすぎずバランスをとっていましたね。

これ前回も書いたか。

さらにこの二人お互いが「万丈」「戦兎」と呼び合っているのでわかりずらいですが、3歳違いなんですよね。しかも龍我が年下。だから2話のあらすじ紹介で戦兎をおっさん呼ばわりするんでしょうけど。となるとかずみんとは6個離れてる。

さらにお互いにエボルトに乗っ取られていた期間がありますので、その時もお互いを助けだそうと奮闘していました。

最後は本当に相棒である二人しか闘いの歴史を知らぬ世界で生きていくんだなと思うとほっとする反面なんだか切ない気持ちになる最後でした。

 

 

仮面ライダークローズ

とにかく歴代ライダーのなかでナンバー1で好きなデザインなんですよ。

クローズが。

コンセプトが東洋龍

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これです。

本当にかっこよく仕上がってる。龍騎ももちろん好きなんですが、クローズはベースが青と黒というカラーリングになっているので、かっこいいに決まってるじゃんかといわざるを得ない。

更に必殺技も青いドラゴンが出てきて本当にかっこいい。どんだけ完璧なんだよ。

しかし結構強制解除されてしまうことが多く、強い感じが薄れるんですよね。

更にクローズのいいところはそれだけではない。

このクローズに変身する際に使用するドラゴンボトルは恋人である香澄から生成されたもので、クローズドラゴンは戦兎が龍我のことを思って作った装置なわけです。変身するのにもハザードレベル3.0以上必要で誰かを助けたいという強い思いがなければクローズドラゴンとシンクロすることができず変身することができないというハードルの高さ。11話で香澄の遺言を見た龍我は覚悟が決まり変身することができるようになります。

2号ライダー変身までの話数を数えてた人がいたのですが、龍我結構遅い。

なにせボトル振って戦ってた時期が長いのでしょうがないんですが。

 そんな感じで念願叶ってクローズに変身し闘いに身を投じるのですが、なんと17話でノーマルのクローズがほとんど出てこなくなります。

クローズチャージの台頭です。

クローズチャージはドラゴンクラッシュゼリーをクラッシュドライバーにセットし変身します。ネビュラガスの影響をより高濃度に受けるため好戦的気質が悪化するという副作用があります。そのため、数話に渡り制御しきれず自分の意識とスクラッシュドライバーの使用の必要性の間で揺れる期間があります。クローズチャージはゼリーというコンセプトがありますのでスケルトンというか透明感のあるヘッドや胸部部分のデザインになっています。ドラゴンのマークもまたかっこいい。肩部はアルミっぽい色味のシルバーにドラゴンがデザインされておりその色が青なのでそこも注目ポイントですね。

正直クローズはこの間にエボルフェーズ2とグレートクローズが入りますがなにせ登場話数がそこまで多くない。しかし本当にかっこいい。もったいない。特にグレートクローズなんて色味もデザインも素晴らしいのにクローズマグマになるための中間フォームとして1回程度しか出ていないんです。恐ろしい。

それでもやはりこのフォームは半端なかった。

それがクローズマグマ!

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いやーもう変身後のサウンドまで完璧かよ。

極熱筋肉!クローズマグマ!って。万丈やん。

クローズマグマはナックルをドライバーにさし変身しますが、そのナックルはもちろん戦闘でも使用可能で、必殺技で使用する描写もありました。さらに今までのクローズには自力飛行する装備が存在せず(飛行可能なボトルは所持していなかったため)ある話ではクローズチャージだけ走って現場に向かっていました。案の定「お前、走ってきたの?」と一海から言われています。しかしクローズマグマはデフォルトで背部に羽がついておりその羽を生かし空中戦を行うことが可能となりました。その羽もマグマが噴出することで大きくすることができ通常戦闘時はホークガトリングの時のサイズに近いです。

黒とオレンジというマグマを連想させるカラーで黒はつや消しを行いその雰囲気をより演出しています。更には胸部下みぞおちあたりに万丈ならではのアーマーデザインである腹筋があしらわれています。芸が細かいのは好き。

溶岩と日本古来から知られている龍、ヤマタノオロチをモデルにしている本ライダーはナックルにボトルを入れると「ボトルバーン」というサウンドが流れます。恋人の香澄がスマッシュにされた時になったスマッシュの名前はバーンスマッシュ。恋人は亡き後でも龍我を思い、協力していると思うと本当に泣けてくる。一部ファンの間では、あの溶岩は香澄が後ろから龍我を抱きしめているとも解釈できるという意見もありました。これは公式の方ではなんの発表もないのであくまで妄想に近い産物ですが、それはすごくいい解釈だと個人的には思います。亡き恋人の思いが龍我を守り、その戦いを支えている。ええ話や。

クローズマグマといえば欠かせないのが第34話「離れ離れのベストマッチ」

このお話の最後の方、エボルとの闘いで一度強制解除されてしまう龍我ですが、苦しむ戦兎を命を賭しても救いたい一心で危険な2度目の変身に踏み切ります。

何とかクローズマグマに変身した龍我ですが、エボルの脅威は変わらず何とか奮戦します。その間にも思いの分だけハザードレベルを上昇させていく龍我、あたりは夜になり暗いところにクローズマグマとその炎が燃え盛ります。ここが本当にかっこいい。

見せ方わかってます。

とにかくクローズはそのパワーアップバージョンに至るまで完璧なほどデザインが良い。クローズしか勝たんくらいの良さなんです。ちなみにvシネに登場するクローズエボルも本当にデザインがいいです。ロングコート風は強者なのよ。

龍我本人も先ほど話したように格闘家なので最初はビートクローザーをメイン武器として使用してましたがそこからツインブレイカーになり最終的にはクローズマグマナックルに変容しています。だんだんと拳で戦う戦闘スタイルに変わっていくのが龍我らしさをより演出しています。

 

 

総合評価

第二の主人公としてのキャラクター性はさることながら変身後のデザインまで素晴らしいライダーです。熱血漢で少しおまぬけというキャラクターは親しみを持つことができ、本編などを通して万丈龍我の成長を感じることができる本当にいいキャラクターでした。重い過去が多い彼ですが、前向きで仲間思いな点もかなりヒーローらしく素晴らしかったです。

赤楚さんもシリアスパート、コメディーパート、乗っ取られパートの演じ分けが非常に素晴らしくすごく感情移入しやすかった。

最後に関しても戦兎と出会えてよかったし、チャックも開いてたし。

最悪な脱出劇にさいっこうな未来。それを演出していただいた武藤さんには感謝しかないです。あの最後のおかげで2週見てしまいました。

完敗です。

 

こんな感じです。

前回よりマジ長い。

 

クローズ書いてるあたり龍我に乗っ取られてしまったかなってくらい語彙少ない。

俺は負けてない。

また訂正版出すかもです。

 

今日はこの辺で。

ちゃお。