雑談師団

eighter兼ミーハー仮面ライダー好き女が書く雑談ブログです。

更にクローズアップについて(グリス/猿渡一海)

マッハで第三弾いきます。今回は、北都のライダー仮面ライダーグリスと猿渡一海についてクローズアップしていきます。

 

今回もネタバレ注意です。

考察や感想などを多分に含みますので、苦手な方は自衛お願いします。

 

参考までに過去の記事を張っておきます。

参照までにどうぞ。

 

eighter8red.hatenablog.com

eighter8red.hatenablog.com

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そんな感じで早速本題。

仮面ライダーグリス/猿渡一海

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キャラクターとその設定

北都の仮面ライダーとして16話以降に登場する。

俺たちの猿渡ファームを経営する大地主。野菜の栽培などを行っていた。

スカイウォールの惨劇の影響で土壌が悪化し、ファームの運営が立ち行かなくなり銀行を回って融資を受けようとするもなかなかうまくいかず、仲間の将来のために人体実験を了承し、ファームの仲間の安全を北都政府に確約させた。その際記憶は消さなかったが、仲間のために記憶を消したことにしてほしいとスタークに言う。

農作業の休憩中に見ていたみーたんネットの影響でみーたん推しのドルオタ。普段のクールさから一変みーたんが絡むととてつもなくヲタク全開になる。みーたんに金は惜しまないようで、握手券、耳かき券、抱き枕など紗羽が高額で売りつけるが言い値で買っている。

戦闘時はスイッチが入ると戦闘狂のようになり「誰か俺を満たしてくれ」と叫びながら戦闘する描写がみられる。その際熟語も叫んでいる。スイッチが入るまでが長く、劇場型の戦闘になりやすい。

基本的には仲間おもいの兄貴分の気質が強いキャラクターとなっています。

そのためファームの面々からは「カシラ」と呼ばれています。まあオーナーですしトップですからカシラなのかもしれませんが。

登場初期は「敵も味方も誰も殺さない」という戦兎に「俺たちは戦争をしている」と言いその思想を否定します。しかし、一般人が巻き込まれることは良しとしておらず、代表選を提案してきたりします。

青羽の件で迷う龍我にも「半端な覚悟で戦場にくるな」と言い放ちます。戦場がいかなる場所でどういう現実なのかをしっかり見極めているリアリストの一面もあります。

この設定は、彼が一経営者であることにも起因しているのかなとも思います。戦争の中でも思想は大なり小なり変化したと思いますが、冷静な判断やきれいごとだけではどうにもならないという考えは共通項であると思います。

極度の方向音痴で作中幾度となく迷子になっています。

本編中では特に説明がなかったのですが、両親は他界しています。

 若くして経営者でしかも借金苦。苦労が絶えなさそう。

 

 

仮面ライダーグリス

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スクラッシュドライバーで変身する本ライダーはクローズチャージのように一部スケルトン仕様となっておりドライバーのサウンドでも言っている通り「ロボットイングリス」なので潤滑油から金やグレーの色が採用されているのかなと考えます。ロボットに引っ掛けているためか見た目は非常にスパロボ的な仕様となっています。肩部にジェット噴射可能なユニットが搭載されておりライダーキックの際にはそこからグリスのような油が多量に噴出されているエフェクトが入ります。そのユニットを生かした三次元的な戦闘スタイルや高速移動によるスピーディーな戦闘が特徴的です。腕部にはツインブレイカーを生成するユニットが搭載されており任意で発生させ使用可能です。本人の格闘スタイルの大元がプロレスっぽいのでツインブレイカーは多様されています。手のひらからユニットを発生させることも可能でヘリコプターボトル使用時は手のひらから発生させていました。餞別ということで龍我が渡したドラゴンクラッシュゼリーを使用するとツインブレイカーが右側にも装備され両手でツインブレイカーを使用することが可能です。しかし、元々ドラゴンクラッシュゼリーのパワーが強いので使用の際には副作用としてダメージを受けたりします。

グリスのパワーアップフォームであるグリスブリザードは開発中のブリザードナックルを龍我が使用した際、適性がなく、最終的にグリス用にチューンアップされたブリザードナックルをビルドドライバーに装填して変身します。この変身の際、ビルドドライバーの「Are you ready?」に対して「できてるよ」とコールして変身しています。これがほんとに沁みた。かっこよすぎましたね。私がみた仮面ライダーの名シーンの中でトップクラスで好きなシーンです。

リザードナックルにはノースブリザードボトルを装填します。このボトルは三羽烏のボトルの成分と戦闘データをボトル化したものになっています。北都ということで冬、雪がテーマになったのですかね。皮肉にも「心火」をともして戦いつづけた一海が最後に変身するのは氷のフォームということになるわけです。「ゼロ度の炎」リボーンでみた字面ですね。

エボルトからは死に装束といわれており、死人は冷たいということにも引っ掛けてるんですかね。戦闘中のエフェクトは氷に関するエフェクトが多く、擬態の三羽烏を退けます。その際は「最後の祭りだ」とスイッチを入れ奮戦します。「みーたんが見てる」とも言っており最後のその時が着実に忍びよってきてる感じの演出が悲しさを助長させます。その副作用は大きく、限界まで人体実験を行った一海は限界値を迎え消滅しました。

本当に悲しかった。

「推しに看取ってもらえるなんて」と一海は残し、この世を後にします。

美空は一海をみとった後、頂上へ向かい、戦兎達と合流します。美空の報告に戦兎達は愕然とし、悲しみにくれます。しかし、エボルトは飄々とやってきて激情の中最終決戦の火ぶたが切って落とされます。

 

 Vシネ仮面ライダーグリスでは、三羽烏の要素を盛り込んだグリスパーフェクトキングダムとグリスフルボトルを使用し変身するパーフェクトキングダムフォームが登場します。変身時サウンドには「ファーマーズフェスティバル」と入っており、関係性を表しています。性能としては三羽烏の能力を凝縮した形となっており、聖吉の飛行能力、修也のブレード、勝の盾とビームを使用することが可能です。これが一応グリスの究極形態ということになっています。北都勢の力の結晶体、すごくエモい。

 

三羽烏との絆

16話以降から始まる北都との戦争から両者は登場します。それもそのはずで三羽烏は猿渡ファームの従業員で弟分の三人が人体実験に応じた姿ですので。

三羽烏はそれぞれキャッスル、クワガタ、フクロウのロストスマッシュになりますが、そのことに一海は憤慨します。しかし記憶がないといっている手前ですのでスタークとの戦闘中「邪魔だ」といって三人を退出させます。

その後も戦争に伴い、行動を共にしていますが一海は便宜上「赤羽」「青羽」「黄羽」とあだ名をつけます。しかしつけた本人はそれを頑なに呼ぼうとはしませんでした。

青羽の死後、戦兎に「こいつの本当の名前は相河修也っていうんだ。」と吐露します。北都から兵器として扱われている自分たちに人間としての名前を大事にしていたことがわかります。

軍人には死亡時や負傷時、本人確認のためにドックタグと呼ばれる識別票が配給されます。三羽烏の場合は二枚式という方式を採用されているようで二枚式は片方は戦死報告用、もう一方は遺体識別用に遺体につけておくという風に使用します。ドックタグの素材はメタルプレートであることが多く、二枚式の場合は金属同士の擦れの音を軽減するためゴムやラバーをつけることがあります。それで黒や赤や青や黄色のゴムを付けていたんですね。(素材はわかりませんが)

ドックタグには本人たちの本名や生年月日、血液型などが表記されています。

これを24話では、二人が戦死したことを受け、赤羽がスカイロードに埋めようと提案し、一海は出かけます。本当のパンドラボックスの防衛役として赤羽が待機していたところローグの襲撃に合い赤羽も命を落とします。

ここの「カシラ、今までありがとうございました。」は本当に悲しかった。

スカイロードには三羽烏の墓標が立っておりそこには三人分のドッグタグが埋まっており、墓標には彼らのスカーフがかかっています。

戦兎と一海が共闘している際、二人の背中をそっと押している三羽烏は本当にエモい。

その時一海の口角が上がったところが余計にやばかった。

 

総合評価

バーサーカーに見えてリアリストのドルオタ。セリフに関しても本当に兄貴分のいいひとというところがにじみていていいキャラクターです。

龍我との掛け合いの中でも「なんだこのエビフライ頭」「エビフライのなにが悪いんだよ」「別に悪くねーけどソースぶっかけんぞ」のくだりがかなり好きです。

性格も見た目もイケメンなかずみん。武田さんの演技からも兄貴分というか先輩の空気感を感じることができました。さすが音也。

みーたんとお幸せに!

 

 

本当にビルドのキャラクター好きなので長くなります。

それだけ思いのたけを込めるのでご了承ください。

 

今日はこの辺で。

ちゃお